ノニに含まれる生化学物質「スコポレチン」には、高血圧を正常化させる作用のあることが、スタンフォード大学(米)やロンドンユニオン大学(英)、ミーツ大学(仏)などの研究で明らかにされている。
スコポレチンには、何らかの原因で収縮した血管を拡張する働きがあり、その結果高すぎる血圧が正常化するのである。動物実験でスコポレチンを単独投与すると、正常域を超えて低血圧領域まで下がってしまうのだが、ノニ果汁として飲むと、そこに含まれる複雑な成分との相互作用により、正常値まで下がると、それ以下には下がらないのだ。ニューヨークのシナイ山医学校・スコット・ガーソン医師は、男女9人の高血圧患者を対象にした、14週間にわたる臨床調査で、9人中8人が正常血圧になったことを確認している。血圧降下率は収縮期(最大)血圧で平均7.5%、拡張期(最小)血圧で平均4%だったという。なお、低血圧域まで下がりすぎるということは(副作用)、どの臨床調査でもなかった。
ただし、これまで多くの飲用試験ではいったんノニで下がった高血圧も、飲用をやめると間もなく元の高い血圧に戻るという。そして、ノニジュースの飲用を再開すると、正常血圧になったと報告されているのである。高血圧が根本的に治ってしまうわけではないということだ。
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