痛みや発熱は、外傷や体内に発生した炎症、障害にともなっておきてくる二次的な症状である。ノニの鎮痛効果は、西洋医学のように痛みのみを強制的に消し去ろうというものではなく、痛みの原因である炎症や障害の改善と一体のものとしてもたらされるのだ。ゼロニンの働きを中心に多様な微量ミネラルや固有の働きをもつ生理活性成分が、複合的にそれを成し遂げるのである。
なかでも特筆に値するのが、ノニ果実に含まれる「スコポレチン」という生化学物質だ。スコポレチンは非常に広範な働きをもつ抗炎症物質であり、また優れた血圧正常化物質でもある。
炎症抑制作用だけみても、関節炎からリウマチ、腰痛、外傷、手根管症候群、滑液包炎、筋肉の炎症、胃炎、胃潰瘍、肝炎、腸内トラブルなどを抑制改善することが明らかになっているし、さらにも一方でスコポレチンは、アトピー性皮膚炎や喘息と言ったアレルギーをも抑制するのだ。アレルギー性疾患は皮膚や粘膜の炎症という形で現われてくるのだが、ノニはすでに紹介した細胞修復作用と連携することで効果的に改善するのである。
抗炎症作用だけとっても、ノニは私たちのイメージにある果実とは似て否なる特異な薬効果実といっていいのである。
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