タヒチではノニ(学名=モリンダ・シトリフォリア)と呼ばれるこの植物は、サモア、トンガではノヌ、クック諸島ではノノと呼ばれ日本でも自生する沖縄と小笠原諸島でヤエヤマアオキという名をもつ。ポリネシアでは「神の贈り物」とも呼ばれる。
果実だけではなく樹皮、は、根、花、種までが太古から目的別に特効薬として使われ、島々の人々の健康を守ってきたのである。その動きの大部分ではアメリカ・ジョンズ・ホプキンス大学医学部教授を務めたニール・ソロモン博士ら多くの研究者と医師によって、医学的、生理学的に解明されている。
大きく分けると、一つは「免疫機能賦活による疾病の予防と改善」、もう一つが「細胞機能の賦活ならびに細胞再生の正常化」、さらに「ホルモン物質に作用してホメオスターシス(からだの恒常性)を正常化」「抗炎症成分による炎症抑制」「沈痛作用」そして「鬱(うつ)など精神安定作用」と、単一の植物としては驚異的な幅広さを持つことが明らかになったのである。こうした作用をもたらす物質の特定も進み、新しい生理活性物質も発見されている。
これらの作用に基づく疾病改善効能は、8000人を対象とした臨床報告の分析によって、2次的なものも含めるとおよそ100分野に上るとして、公表されているのである
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