伝統医療でノニは「神の贈り物」という言い方の他「鎮痛の木」「頭痛の木」とも呼ばれてきた。慢性の痛みを非常によく緩和するのである。フランス・ミーツ大学薬理学研究室によれば“ノニの鎮痛作用は、脳の中枢神経に働きかけるもので、その鎮痛効果は全身に及ぶ”とされている。その鎮痛効果は強い鎮痛作用で知られるモルヒネの75%に達するが、副作用がないことも明らかにされている。
アメリカの医師40人によって行われた8000人対象のノニ飲用調査でも、3785人がいろいろな疾病に伴う痛みと頭痛のために飲み、87%の人に痛みの軽減効果があったと報告されている。FDA(米・食品医薬局)食品安全・応用栄養自然製品センターのジョセフ・ベッツ博士は、ノニの根に鎮痛及び鎮静作用があることを認めているのだが、臨床医の多くは果実にも同じ作用があるとして、治療に使い効果を得ている。
なぜノニが多様な種類の痛みを和らげるのか、どのようなメカニズムによって痛みを緩和するのかについては、研究者によって説が異なり、今のところ一致した見解はない。ただ痛みが消えるという事実は誰にも否定しようがなく、大きく分けて3つの方向から説明することができるとされている。
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