鎌倉健康院・高尾昭絋氏(61)は多くの患者にノニを飲んでもらううちに、面白いことに気付いた。「つらい症状に打ちひしがれてやってくる患者さんは、だいたい憂うつな表情をしているのですが、ノニを飲んでいただくと2〜3日で気分が優れてきて明るさを見せるようになるんです。病状がよくなると当然ですが、まだ改善が進んでいないのにノニでは活力がわいてくる。典型なのはうつ病のほうです。従来カイロプラクティックを中心にマッサージやリラクゼーション治療を行ってもなかなか直りにくかったのですが、ノニを併用していただくと、急速にほぐれて元気が出てくるのです。そして、間もなく躁(そう)の状態にはいっていきまして急速に改善していくのです。完全に直った方が2人いますよ」
ノニ飲用者のほとんどに起こる気分の高揚について、アメリカのラルフ・ハイネキー博士はそのメカニズムを次のように説明する。
鎮痛や気分の高揚感をもたらすエンドルフィン(内因性モウヒネ様物質)が、脳の下垂体などに分布しているのだが、それを取り入れる受容体(アンテナのようなもの)に隣接する受容体にゼロニンが吸着するため、エンドルフィン受容体の感度が上がりエンドルフィン作用が起こるのではないかというのだ。
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