ノニの強力な抗がん作用は、ダムナカンタールという細胞正常化物質だけによってもたらされるわけではない。より幅の広い免疫機能を活性化する働きがノニにはあり、それらの総合力でがん細胞を追い詰めるのである。
ノニの果汁にはアルコールに溶けない成分(アルコール不溶画分という)が含まれているのだが、それを肺がん細胞を移植したマウスに飲ませたところ、38%のマウスで治癒が起こった。そこで、同じ肺がん細胞を免疫細胞の一つである、マクロファージと一緒に培養皿で培養し、そこにノニの不溶画分を加えてみたところ、がん細胞の47%が死滅したのである(ハワイ大学、ヒラズミ博士の研究)。それは、ノニの不溶画文の中の何かがマクロファージのがん細胞破壊能力を活性化したことを意味する。
さらに、ノニの不溶画文にはがん細胞を選択的に殺すナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化する働きがあることも明らかになっている。がん細胞にシステム的な戦いを挑むリンパT細胞の攻撃力を活性化し、またインターロイキン12(がんと戦う免疫機能を組織的に高める)、TNF−α(腫瘍壊死因子)といったサイトカイン(生理活性物質)の産生能力を高めることも確認された。ノニの果汁はこれらの総合力でがんを抑制するのである。
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