ポリネシアの薬効果実


新しい機能性食品素材は、もうほぼ出尽くしたとみられているが、何年かに一度は、まだこんな凄いものがあったのかと驚かされるようなものが登場してきて、自然界の奥行きの深さを思い知らされる。1990年代に入って間もなく、代替医療の夜明けを向かえたアメリカの医療関係者に注目され医学的効果の改名が勧められることになった「ノニ」がその代表的なもののひとつだ。 ノニ(学名「モリンダ シトリフォリア」)は1500年以上も前からポリネシア、ハワイ、オーストラリア、アジアで伝統医学の自然薬として大事にされてきた薬用果実である。 ただ、ジャガイモほどの大きさで、1800年代から敬遠され、1990年代に入るまで西洋社会に知られることがなかったのだ。しかし、新しい代替医療素材掘り起こしの世界的機運に乗って「ノニ」は再発見され、現代医学の光が当てられるに及んで、その成分から強力な健康回復物質が続々と見つかった。 さらに現代の高度技術によって臭気をコントロールし、飲みやすい味に調整され、アメリカで健康ジュースとして発売。がんから生活習慣病、ある種の難病まで飲んだ人々の改善報告が相次ぎ、ここ数年「ノニ」はブームの感を呈している。



メニューへ戻る